疲れていたり、水の冷たい冬場だったりすると「米を研ぐ」のがものすごくおっくうだったことはありませんか?そんな時は泡だて器を使って研ぐという選択もあります。
もちろん手で研ぐほうがいいにきまっていますが、たまにはこんな手抜き家事だってアリなのではないでしょうか?
泡だて器で研ぐコツ

とにかくいちばん最初のとぎ汁をさっさと捨てること
これは手で研いだ時も同じです。精白米は水分が15%前後の乾物なので最初の水をいちばん早く、多く吸収します。
最初のとぎ汁には「ぬか」がいちばん多く含まれています。
米研ぎの最初にもたもたしていると、どんどん「ぬか」を含んだ水を吸収してぬか臭くなってしまうのです。
1.水をジャーっとマックスで注ぐ。
本当は水を別に用意しといて、一気に注いで研ぐのが理想のようですが、ラク家事なのでここではパス。
2.泡だて器を回して研ぐ→水捨てるを2~3回繰り返す。
泡だて器の弱点として、強く当たってしまい“米が割れる”ということがあります。
なので「すばやく且つやさしく」を意識しつつ力を入れず泡だて器をまわします。そして、濁った水をさっさと捨てる。これを2~3回くりかえせばOKです。
泡だて器洗米をはじめたキッカケ
以前私が勤めていたレストランでの米研ぎがこの方法だったのです。もともとその店は自家製パンがウリで、ライスはメニューにありませんでした。なので米はもっぱら賄い用です。
とは言え、最初は私もかなり抵抗がありました。でもやってみればラクだし、上記のように最初の研ぎさえ気をつければ手で研いだものとさほど差は感じられなかったというのが、正直な感想です。
まとめ
正直この「泡だて器洗米」はお米にこだわりがあり、丁寧に炊いたご飯がたべたい!という方には不向きです。
でも、日々食事の支度は毎日続きます。家庭での食事は最高のものを食べるのではなく(ハレの日の食事は別ですが…)、それなりにおいしく栄養もしっかりも取るということが何より大事なので、家事を1分でも短縮希望の方にはオススメの方法かもしれません。
もしよろしければ、参考に!