あなたのまわりに、締め切りや約束にルーズな人・自分のミスをなかなか認めてくれない人など困った人はいませんか?本人に悪気はなく、無意識でやっている場合もあります。しかし何度もされると、本当にストレス!これを解消するのにメモが役立ちます。
相手の目の前でメモを取る
今はメールがあるので、記録が残せる便利な時代です。しかし、職場などで毎日顔をあわせる人とは、その場で口約束的に交わされることも多々あります。しかし、相手によっては後で「言った・言ってない」「聞いた・聞いてない」など面倒な展開になることも。
そういう時こそ、メモの出番です。相手の目の前で、今交わされた内容を日付と相手がわかるよう書きとめればいいのです。そして、復唱して確認。こうすれば、相手は言い訳や人のせいにできなくなります。
この「メモを取る」という昔ながらのアナログな行為は、場合によってはちょっと几帳面で細かい人に見えたりします。しかし、それを逆手にとるのです。
相手に「なんだかこの人、ごまかせなさそう…」という印象も与えることができればしめたもの。
理不尽な攻撃もかわせた!
以前私もこんなことがありました。本来なら私ではなく別の人にいうべきなのに、言いやすそうな私に八つ当たりてきにしてきたのです。
私はすかさず「それは大事なことなので、〇〇さんからのご意見として上へ伝えておきますね。もう一度おねがいします」とマジメな顔をしてメモをとろうとしたところ、相手はモゴモゴ言って行ってしまいました。証拠が残るのは嫌なのですね。
なるほどと思った話
ある有名なアニメのプロデューサーは、スタッフと面談をするとき、必ずA4の紙とペンを用意して相手の話を聞くそうです。そうすると、グチ程度の人はさっさと終わり、本当に悩んでいる人からは、深く話を聞き出せる効果があるとのこと。
メモを取りながら話を聞くということは“さあ、これからあなたの話を真剣に聞くよ。ちゃんと書き留めるからね”という合図なのです。
まとめ~メモを取るメリット
◆問題が起こったとき責任転嫁されないように「自分の責任」と「相手の責任」をはっきりさせることができる
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◆自分の話をしっかり聞いてくれているという印象を相手に与えるので、話が密になる
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◆記録にもなるため、問題解決の糸口が早くみつかる
職場以外でも【業者さんとのやりとり】や【貸し借り】など、いろいろ使える場面があります。
苦手な相手かどうかにかかわらず、面倒だなぁと思う場面は生活の中でいっぱいあります。そんな時こそ、物事がスムーズに運ぶこのメモ習慣、試してみませんか?