マルメロの種で、手荒れさよならジェル&実の活用法

マルメロとマルメロの活用例

マルメロの種とグリセリンで効果抜群のクインスシードジェルがつくれます。冬場のつらい手荒れやかかとのひび割れなどにとってもききますよ。もちろん実もおいしく活用しましょう。

マルメロの種で保湿効果抜群ジェル

マルメロの種のジェル

毎年マルメロの種で作っている保湿ジェルです。このマルメロの種に保湿成分が含まれているのです!

作り方

煮沸消毒して乾かしたビンを用意する。

ビンに※「グリセリンと、マルメロの種を入れなじませる。できれば1か月以上置く。私はエキスが染み出たほうが効くような気がして、1年以上たったものを使っています。

※グリセリンは薬局やドラッグストアで500ml・1000円前後で購入できます。
グリセリン
↑100ml入りもありますが、私は毎年作るのでこちらの徳用タイプを


マルメロの種

↑マルメロの種です。
マルメロの種のジェル

開けてみると…マルメロの種のジェル

どろりとしています。これは、マルメロの種が水分を吸うと、保水性にすぐれた粘りのあるジェル状にるからです。この潤いのモトとなる種のことを「クインスシード」といって、古くから砂漠の旅人たちに重宝されていたようです。

手に少量ぬってみます

しっとりすると同時にべたつきもあります。よって、寝る直前につけるほうがよいでしょう。

ちなみに父は冬場、ひどいかかとのひび割れに悩まされていたのですが、いろんなクリームを塗ってもダメだったのにこの手作りマルメロジェルで治りました。今ではもう、これ1本やりです。

バラ科なのでバラ科のアレルギーのある方は避けたほうがいいでしょう。最初使う時は必ず少量をてにとって試して大丈夫なのを確認のうえお使いください!

マルメロとは

マルメロの実

原産地は中央アジアですがヨーロッパに伝わり、古代ローマ時代には栽培されていた歴史のある果樹です。日本にはポルトガルから長崎あたりに1600年代やってきたと言われています。

カリンとの違いは、産毛があって葉っぱがまるいところです。

マルメロの花

庭にマルメロの木があり、毎年たくさんの花を咲かせています。

マルメロの花

バラ科のせいか甘い香りがしますよ。そのためなのか、花言葉は

「幸福」「魅惑」「誘惑」…ハチがやたら来るのも納得!

摘果します。

マルメロの実

収穫風景です。

マルメロの実の活用法

マルメロのコンポート

マルメロのコンポート

うちではとりあず、このコンポートをつくります。

マルメロは生だと渋くて硬く食べられないのに、シロップで煮るだけでがぜんおいしくなります!

分量一例

  • マルメロ(中~大)…4個
  • 水…1リットル
  • グラニュー糖…350g

好みでレモン汁や水の一部を白ワインにしても、また違った風味で美味です

作り方

マルメロの実

1.マルメロは産毛をタワシなどでこすって落としてから、皮はそのままで4等分にしてから、種の部分をとる。(→種はとっておいてジェルに)

いっぺんに大量の実の産毛を処したいなら、捨ててもいいような軍手を両手にはめてこすると簡単に早くとれます
カットしたマルメロ

※マルメロの実は固いので、切るのに若干力がいるのでくれぐれも注意を!特に樹から採りたては固く、室内で追熟させておくといくぶん柔らかくなります。

マルメロのコンポート

2.ホウロウかステンレスの鍋に水に対して35%のグラニュー糖を入れ火にかけ沸騰させシロップをつくる。これに用意した実を入れる。

3.クッキングペーパーで落し蓋をして、沸騰したら弱火で15~20分ほど実が柔らかくなるまで煮る。煮えたら、そのまま冷ます。

収穫して日がたってない実は水分が多く、煮崩れしやすいので、いったん入れたらなるべく触らないのがコツ。イメージとしては、たっぷりのシロップでマルメロの実をぷかぷか浮かべて、ゆっくり火を通す感じです

マルメロのコンポート

4.冷めたらタッパーに入れて冷蔵庫へ。食べごろは翌日以降冷蔵で1週間~10日は十分もちます

マルメロシロップシロップにはマルメロのエキスが溶け出ているので、のどが痛いなど風邪ひきの症状にも。お湯割りや紅茶に入れるなどもおすすめです。

マルメロのコンポートを何度も作るなら、残ったシロップを足して 作ればより濃厚な味わいに!

それでもシロップが余ったら…

ビンに入ったマルメロシロップ

半分になるまで煮詰め、糖度をあげてから冷蔵で保存すれば半年は楽しめます。

マルメロのタルト

マルメロのコンポートを入れて作ったタルト

部屋で追熟させたマルメロで作ったコンポートは、身がしまって煮崩れにくいのが特徴。ゆえ、どちらかというとそのままコンポートで食べるより、タルトに入れたり製菓材料に向いています。

マルメロコンポートの展開→シャーベット

マルメロのコンポートの冷凍

コンポートをシロップごとジップロックに入れ冷凍します。

これを適当なおおきさに切ってフードプロセッサーでねっとりするまで攪拌します。さわやかな酸味が食後のデザートにぴったり。

マルメロコンポートの展開→ジャム

生の実から作ると実をきざむのが大変だったり、固くなりすぎたりしますが、コンポートから作ると失敗なく簡単です。煮崩れてしまった実の活用にも…。

鍋に入ったマルメロジャム鍋(ホウロウかステンレス)に適当な大きさに刻んだマルメロの実とコンポートのシロップをひたひたに注ぎ火にかける。

味を見ながら砂糖を足し、軽くつぶしながらトロっとするまで煮詰める。途中アクがでたら取る。

熱いうちに煮沸消毒したビンに詰める。

パンに塗ったマルメロジャム

砂糖を控えた場合は糖度が低いので、冷蔵してお早めに。

マーマレードの語源は、マルメロのジャムを意味するマルメラーダ(marmalada)からきているそう

まとめ

マルメロは日本だと信州や北海道など限られた地域でしか手に入らないかもしれませんが、もし手に入ったら芳香剤がわりに飾っておくだけでなく、ぜひ余さず活用してみてはいかがでしょうか?

しっとり保湿ジェルもさることながら、独特の甘酸っぱい味もクセになりますよ!

おまけ:マルメロを使った六花亭の菓子

マルメロを使った菓子

北海道のお菓子屋さんといえば六花亭、六花亭といえばバターサンドを思い浮かべる人が圧倒的かと思いますが、こんなマルメロを使ったお菓子もあります。

「この道はいつか来た道」…北原白秋作詞のあの有名な曲名ですね

マルメロをつかった菓子

裏面の原材料名をみてみると「マルメロペースト」とあります。

それにしてもローマッセ(シュトーレンのセンターにはいっているアレ=美味しいほうのマジパン)、アカシアはちみつアーモンド粉ラム酒とおいしい材料がたくさん使われています!

マルメロの菓子
マルメロを使った菓子

小さく刻まれたマルメロペーストがアーモンドバターの中に隠れています。

マルメロを使った菓子

サクサクパイにコクのあるアーモンドバターとマルメロの酸味がかなりあいます!

ただパイがボロボロするので、若干食べにくくはありますが、それをはるかに凌駕するおいしさ☆

北海道にお越しの際はぜひ!
もちろん通販でも… ↓

六花亭通販ホームページ