パンチのある酸味とペクチン豊富なハスカップは、まさにジャムにぴったりの果実です。その濃~い赤むらさき色のジャムをたっぷり塗ったパンを食べれば、朝から元気になれそう!?
ハスカップの特徴

もともと北海道では自生していたものの、土地開発でどんどん入手困難に。そこで1970年代に入ってから厚真町・美唄市・千歳市など道東を中心に栽培スタート。
北海道では6月下旬から7月中旬までのわずか3週間ほどしか収穫できない貴重な果実です。その甘酸っぱいおいしさはもちろん、健康効果も相まって北海道の特産になりつつあります。
鉄分が多め♪
100g中の鉄分比較
- ハスカップ 0.6㎎
- いちご 0.3㎎
- ブルーベリー 0.2㎎
他にもカルシウム・カリウムなどミネラルを含み、ビタミンC・Eや、クエン酸など有機酸を多く含むことからハスカップが「不老長寿の果実」などとよばれていたゆえんかもしれません。

ハスカップジャムの作り方

材料
- 冷凍ハスカップ
- ハスカップの30%のグラニュー糖
- ハスカップの20~30%のグラニュー糖
※私は酸味が好きで、市販のハスカップジャムを食べた時甘すぎるように感じました。
なので私はハスカップの5割のグラニュー糖を入れていますが、6割ぐらい入れると食べやすいかもしれません。あくまで好みで!

生の果肉の糖度をはかってみました。

冷凍ハスカップとハスカップの30%分のグラニュー糖を鍋に入れ、かきまぜてそのまま30分以上置いておきます。

鍋を中火ぐらいにかけ、グラニュー糖が溶けたら強火にして時々まぜます。
アクが出たら弱火にしてすくい、再び強火でアクを出し…をくりかえし、5分ほど軽く煮て火を止めます。


30分から一晩おきます。
鍋がホウロウだと色移りすることがあるので、長く置く場合ボウルに移しかえることも。(酸がつよいので、銅鍋に入れっぱなしもNG)

20~30%のグラニュー糖をくわえまぜ、煮詰めていきます。

固さチェック
- ゴムベラを手でなぞってゆっく~り垂れるぐらい
- 水に落とすと底で固まるけれど、色がすぐにじむ

あついうちに煮沸消毒したビンの口いっぱい詰めて、フタをして逆さに。そのまま冷まします。

540gのハスカップで160㏄ビンが3本できました。

たっぷり塗って食べます。
うん、甘酸っぱくておいしい!この酸味がクセになります。
わたしはブルーベリージャムより、だんぜんハスカップジャム派です(´▽`*)
ということで以上、きままなハスカップジャム作りでした~☆